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上条「御坂が逮捕されただって!?」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 05:19:38.37 ID:ofoj7xbL0

―――プロローグ

平穏な日常が続いていた学園都市に、過去例に見ない最悪の事件が起こった。
学園都市の最重要データである、能力者の情報を管理する総合データベース「書庫(バンク)」の情報のすべてが改竄されたのだ。
警備員は持てる技術・人脈を駆使して復旧を試みたものの、彼らの手に負える状態ではなかった。
統括理事会が対応に乗り出したものの、この事態を収束させることはできなかった。

このままでは学園都市そのものの崩壊に繋がると判断した統括理事会は、これまで信用していなかった守護神に対応を依頼する。
守護神の実力は噂どおりのもので、瞬く間にデータが復旧された。

しかしそこで守護神が見たものは…。


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 05:21:57.67 ID:ofoj7xbL0

初春「ふぃー」
初春「ようやく復旧が完了しました」

黒子「お疲れさまでしたの」
黒子「さすが初春といったところですわね」

初春「えへへへ~、それほどでもないですよぉ~」

黒子「それにしても、初春の力を統括理事会が頼ってくるとはびっくりでしたわ」

初春「そうですね~」
初春「これを機に私が構築したシステムの導入を検討してくれるといいんですが…」

初春「あ、それでですね、犯人探しも依頼されていたので、いま調べていたのですが…」

黒子「何かわかりましたの?」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 05:24:29.55 ID:ofoj7xbL0

初春「それが、レベル5相当の電子制御能力者でもなければ不可能なことが山ほどあったんです…」

黒子「レベル5相当の電子制御能力者って…」

初春「はい…」

初春「現時点で該当するのは、御坂さんしかいません…」

黒子「お、お姉さまがこのような犯罪に手を染めることなんてありませんわ!」
黒子「それに、書庫の改竄は第一級犯罪ですのよ?」
黒子「逮捕されれば、終身刑は間違いないですのよ?」
黒子「お姉さまがそのようなことをするはずがありませんわ!!」


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 05:26:48.25 ID:ofoj7xbL0

初春「私もそう信じていますが…」
初春「書庫へのアクセス自体はある程度の力があればできてしまうんです」
初春「でも改竄、それもすべてのデータを改竄するとなると、それなりの大きな力が必要です」
初春「今回、かろうじて残っていた情報を解析する限りでは、レベル5でもなければ不可能なんです」

黒子「…」

初春「どうしましょう、白井さん…」

黒子「どうもこうも、お姉さまがするはずがありません!」
黒子「ひとまず、何か新しい情報がでてくるかもしれませんから、お姉さまにも協力を仰ぎm」

警備員A「その必要はない」

黒子・初春「「えっ?」」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 05:28:39.17 ID:weEqkR870

貴重なレベル5なんだから上が黙認するだろ
人殺しまくってるレベル5もいるし


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 05:31:51.31 ID:ofoj7xbL0

黒子「どういうことですの!?」

警備員A「その子からもらった結果を基にこちらでも調べてみたが」
警備員A「レベル5の電子制御能力者、つまり超電磁砲以外に可能な人物はいないとの結論に至った」
警備員A「よって、超電磁砲を逮捕する」

黒子「ちょ、ちょっと待ってくださいですの!」
黒子「それは何かの間違いですの!」
黒子「お姉さまがそのようなことをするはずがありませんわ!」

初春「そ、そうです!」
初春「それに、まだ御坂さんが犯人と決まったわけじゃぁ…」

警備員A「きみたちの気持ちもわからなくはないが、これは統括理事会で下された決定事項だ」
警備員A「あきらめたまえ」

黒子「そ、そんな…」


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 05:36:27.04 ID:ofoj7xbL0

黒子「…」

警備員A「では逮捕に向かう。君達、御苦労だったな」

黒子「…」

黒子「お、お待ちくださいですの!」

黒子「せ、せめて…」
黒子「わたくしの手でお姉さまの逮捕をさせていただけませんでしょうか?」
黒子「お姉さまとのお別れぐらいはさせてほしいですの…」

警備員A「ふっ、いいだろう」
警備員A「君も風紀委員のはしくれ」
警備員A「わかっているとは思うが、くれぐれも変な気を起こさぬように」

黒子「ありがとうございますですの…」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 05:41:31.17 ID:ofoj7xbL0

初春「白井さん…」

黒子「…」

初春「御坂さんがこんな罪を犯すとは思えません!」
黒子「これはぜったい何かの間違いです!!」

黒子「わたくしもそう思っていますわ!!!」

初春「それなら、なぜ…」

黒子「しかし…」

黒子「統括理事会で下された決定事項ともなれば」
黒子「末端の風紀委員でしかないわたくしたちでは、どうすることもできませんの…」

初春「…」
初春「私にこんな力なんてなければ…」

黒子「初春!」
黒子「そのようなことは言うものではありませんわよ」
黒子「こうなってしまったとはいえ、あなたの力がなければ学園都市そのものが崩壊していましたの
黒子「あなたは自分の力を誇るべきですわ… ウッ…ウッ…」

初春「白井さん… ウワーン…」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 05:43:42.82 ID:ofoj7xbL0

―――常盤台中学 学生寮

黒子「ただいまもどりましたのお姉さま…」

美琴「あら、おかえり黒子」
美琴「どうしたの?元気ないわね」

黒子「お、お姉さまっ エッグエッグ」ガバッ

美琴「く、黒子…?」
美琴「いったい、どうしたっての?」

黒子「エッグ エッグ」

美琴「泣いてちゃわかんないわよ」
美琴「何があったのよ?」

黒子「ぉねぇさま…」
黒子「黒子のことを…、黒子のことを…、嫌わないでくださいまし… エッグ エッグ」
黒子「黒子のことを…、黒子のことを…、忘れないでくださいまし… エッグ エッグ」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 05:47:00.22 ID:ofoj7xbL0

美琴「えっ?なになに?なんのこと?」

黒子 スッ

黒子「お姉さま…」
黒子「お姉さま、いえ、御坂美琴」
黒子「書庫の改竄容疑で逮捕しますの…」

美琴「えっ?何が?なんのことよ?」
美琴「えっ?ええっ?」
美琴「黒子、怒るわよ?」
美琴「冗談でも笑えないわよ!」

黒子「冗談ではありませんの…」
黒子「黒子もこんなことはしたくはありませんの…」
黒子「統括理事会の決定には逆らえませんの…」

美琴「ちょ、ちょっと落ち着いてみたらどうかしら?」
美琴「いままで乱暴に扱ってきたのは謝るから?」
美琴「ね?黒子?」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 05:51:05.64 ID:ofoj7xbL0

黒子「…」

黒子「さよならですの、お姉さま…」

シュン

黒子「御坂美琴を連行いたしましたの…」

警備員A「ご苦労だったな」
警備員A「あとは任せておけ」

美琴「ちょ、ちょっと黒子!!」
美琴「黒子ってばぁ!」

黒子「…」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 05:55:37.64 ID:ofoj7xbL0

美琴「これは何かの間違いよ!」
美琴「私、改竄なんてしてないわよ!!!!」
美琴「ちょっと、話しなさいよ!!!!」ビリ…

美琴 (あれ…、電撃がでない…?)

警備員A「暴れられると面倒だからな」
警備員A「能力は封じさせてもらった」

美琴「なっ」

警備員A「おとなしくするんだ!」

美琴「ち、違う!!!私じゃない!!!!!」
美琴「黒子ぉ…エッグ」
美琴「ねぇ、黒子ぉ…エッグ 助けてよぉ…エッグ」

警備員A「ちっ」
警備員A「早くくるんだ!」

黒子「お姉さま…」

美琴「黒子ぉぉぉぉぉ!!!」

黒子「…」

黒子「黒子は…黒子は…」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 05:58:27.34 ID:ofoj7xbL0

―――とある公園

黒子「…」

黒子「…」

黒子 (黒子はこれからどうしたら…)

上条「ん、白井じゃねーか、何してんだこんなとこで」

黒子「猿人類…」
黒子「いまはあなたとお喋りできるほど元気じゃありませんのよ…」

上条「ん、元気ないな、どうしたんだ?」

黒子「なんでもありませんわ…」

上条「何でもなさそうな感じではなさそうだけどな」
上条「話してみろよ」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 06:01:54.26 ID:ofoj7xbL0

黒子 (そういえば、お姉さまが、この殿方に何か助けてもらったと仰っていましたのよね)
黒子 (もしかして、この殿方なら…)
黒子 (いえでも、何ができるといいますの?)
黒子 (たかだか一人の高校生に何ができると思いますの?)

上条「白井さーん?」
上条「どうしたんですかー?」

黒子 (し、しかし…この殿方ぐらいしか頼れる方は…)
黒子 (わたくしひとりでは何かできるものではありませんもの…)


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 06:04:06.13 ID:ofoj7xbL0

黒子「あ、あの…」

上条「やっと、話してくれる気になりましたか」
上条「上条さんは、何か怒らせることでも言ったのかとヒヤヒヤしていたものですよ」

黒子「そのようなことはありませんの…」
黒子「じ、実はお姉さまが…」

上条「お姉さま?あぁ、御坂か。御坂がどうしたんだ」

黒子「お、お姉さまが… ウッ…ウッ…」

上条「お、おい、どうしたんだ…?」

黒子「お姉さまが逮捕されてしまったんですの… ウッ…ウッ…」

上条「御坂が逮捕されただって!?」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 06:09:05.28 ID:ofoj7xbL0

………

上条「そういうことがあったのか」

黒子「はいですの…」
黒子「しかし、お姉さまがそんなことをするなんて信じられませんの!」
黒子「これはぜったい何かの間違いなんですの!」

上条「そうだな…」
上条「俺も俄かには信じられないな」
上条「御坂がそんなことするなんて」

黒子「これはぜったい何かの間違いなんですの!」
黒子「レベル5相当の能力者だから、該当者が一人しかいないからという理由だけで」
黒子「逮捕するなど、横暴以外の何ものでもありませんわ!」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 06:12:10.76 ID:ofoj7xbL0

上条「で、白井はどうしたいんだ?」

黒子「どうしたいと言われましても…」
黒子「末端の風紀委員ではどうすることもできませんの…」

上条「そうだな…」
上条「統括理事会の決定事項か…」

黒子「ですの…」

上条「それだとどうすることもできないな」
上条「残念だけどあきらめるしかなさそうだ」

黒子「ッ!」
黒子「そんな簡単に諦められることではありませんのよ!」
黒子「やはり猿人類なぞに頼ろうとしたわたくしがバカでしたわ!」
黒子「失礼いたしますの!」

上条「わるいな、白井」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 06:15:39.26 ID:ofoj7xbL0

上条 (さってと、どうしますかね)

上条 (御坂が犯罪に手を染めるはずがないというところは同意だ)
上条 (何かの間違いだというところも同意だ)
上条 (どうにかしたいというところも同意だ)

上条 (しかし、統括理事会の決定事項を覆すことはできないというところも同意だ)

上条 (となると話は決まってますよね)

上条 (証拠もないのに、いたいけな中学生を捕まえ)
上条 (その友達までもを泣き顔にさせる)
上条 (それが統括理事会のやり方だっていうのなら)
上条 (そのふざけた理事会をぶっ壊す!)


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 06:18:44.48 ID:ofoj7xbL0

上条 (とは言ったものの、どうすっかなぁ)

上条 (統括理事会の意思で逮捕されているとなると)
上条 (俺ひとりでなんとかできる状況とは思えない)

上条 (それに御坂の潔白も証明する必要があるしな)

上条 (こんなときに頼れるやつといえば…)

上条 (やっぱアイツしかいないか)

prrrrr

『どうしたかにゃー?』


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 06:21:53.36 ID:ofoj7xbL0

上条『悪い、土御門。頼みがある』

土御門『突然、どうしたのかにゃー?』

上条『御坂を助けたい』

土御門『状況がよくわからないんだぜい?』

上条『学園都市の書庫のデータが改竄された事件は知ってるか?』

土御門『ああ』

上条『改竄については復旧できたそうなんだが、』
上条『その件で、レベル5相当の電子制御能力者でなければ、』
上条『為し得ることができないということがわかって、』
上条『該当者が御坂しかいないと逮捕されてしまったらしい』


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 06:24:16.20 ID:ofoj7xbL0

土御門『それは横暴な気がするにゃー』

上条『そう思うか、なら手伝ってくれ』

土御門『わかった、でもどうするんだ?』

上条『きまってるだろ』
上条『御坂を助けだす』

土御門『乗り込む気なのか?』

上条『ああ』
上条『中学生なんだぞ?』
上条『意味不明に逮捕された気持ちは相当なものだろ』
上条『だから助け出す』

土御門『カミやんのそういうとこ好きだぜい』


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 06:26:36.54 ID:ofoj7xbL0

―――その頃

美琴 (なんで、なんでこうなちゃったの…?)
美琴 (私なにか悪いことした…?)
美琴 (何もしてないよ…?)
美琴 (どうしてだれも信じてくれないの…?)
美琴 (ねぇ…、だれか助けてよ…)

美琴 (アイツ…どうしてるかな…会いたいよ…)

―――統括理事会

???「幻想殺しは動きますかね?」

???「彼なら必ず動くだろう」

???「どうでるか見物ですね」

???「そうだな」
???「しかし、理事長も幻想殺しのデータを得るためとはいえレベル5の逮捕に踏み切るとは」

???「そうですね」
???「レベル5へ影響がでなければよいのですが」


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 06:29:57.44 ID:ofoj7xbL0

上条「悪いな」

土御門「魔術絡みで協力してもらってるんだ」
土御門「こちらも協力するのが筋ってもんだろう」

土御門「で、どこにいるのかわかってるのか?」

上条「わからん」

土御門「そうくると思っていた」
土御門「調べたところによると第一〇学区の少年院にすでに移送されたらしい」
土御門「そこの深いところに隔離されているようだ」

上条「そんなところまで、どうやって行くか…」

土御門「問題ない、一度行ったことがある」

上条「行こう」

土御門「ああ」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 07:46:00.11 ID:ofoj7xbL0

上条「ここが少年院か」

土御門「ここはAIMジャマーをはじめとして能力者対策の設備がたくさんあるんだが」
土御門「カミやんには影響ないか」

土御門「それにしても、警備がどこにもいないってどういうことだ?」

上条「どういうことかはわからないが、俺たちには好都合だな」

土御門「罠かもしれん」

上条「罠があろうが、対策設備があろうが、俺は御坂を助けにいく」

土御門「わかってるぜい」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 07:48:15.72 ID:ofoj7xbL0

土御門「こっちだ」

土御門「ん、奥から銃声が聞こえるな」
土御門「既に誰かが侵入しているのか…?」
土御門「警備がいないのはそのせいなのか」

上条「ここは誰でも侵入できるほどの警備なのか?」

土御門「それはない」
土御門「学園都市唯一の少年院だぜい?」
土御門「ここにしかない設備もたくさんあるぐらいだ」

土御門「そこに侵入できるやつなんて限られている」

上条「だったら誰が…」
上条「ん」
上条「アイツは…」

「あァ? てめェは!」


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 07:50:27.60 ID:ofoj7xbL0

土御門「一方通行

一方通行「なンだァ?オマエもいやがったのかァ」
一方通行「ケッ、こんなところで仲良くお散歩ですかァ?」

上条「俺たちは冤罪で御坂が捕まったと聞いたので助けにきたんだよ」

一方通行「ミサカァ? 超電磁砲か」
一方通行「てめェは相変わらずだなァ」

上条「おまえは何やってんだよ」

一方通行「はッ、てめェに話すことなンて何もねェよ」

ドンパンドンパン

一方通行「チッ、きやがったか」
一方通行「俺の邪魔ァすンじゃねーぞ、三下ァ」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 07:52:38.18 ID:ofoj7xbL0

上条「おまえこそ邪魔するなよ!」

一方通行「あァ?誰に向かって言ってるんですかァ?」
一方通行「いまここで勝負つけるかァ!?」

ドンパンドンパン

土御門「いまはそれどころじゃない」
土御門「一方通行、おまえもここでは能力が使えないんだ」
土御門「逃げるぞ」

一方通行「チッ」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 07:54:56.12 ID:ofoj7xbL0

土御門「一方通行、俺達は例の地下房へ向かっている」
土御門「お前の目的はなんだ?」

一方通行「てめェらに話すことなンて何もねェが」
一方通行「残念なことに目的地は同じだなァ」

土御門「そうか、ならそこまで共同戦線といこう」

一方通行「気にくわねェが、それがよさそうだなァ」

上条「おまえら知り合いだったのかよ」
上条「まぁ、目的は一緒なんだ、仲良くいこうぜ」

一方通行「慣れ合うつもりはねェよ!」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 07:57:06.85 ID:ofoj7xbL0

―――地下房

土御門「ここだな」

一方通行「じゃァ、ここでオサラバだなァ」
一方通行「二度と俺の前に面見せンなよォ」

上条「こっちこそ願い下げだ」

上条「じゃ俺は御坂を探してくる」
上条「土御門見張りを頼む」

土御門「ああ、任せておけ」

上条「御坂ー!どこだー!?」


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 07:59:20.78 ID:ofoj7xbL0

美琴 (怖いよ…)
美琴 (こんなところでひとりで死ぬのかな…)

美琴 (ウッ…ウッ…エッグ)

???「御坂ー!どこだ!?」

美琴 (えっ?)
美琴 (ハハッ、ついに幻聴が聞こえだした…)
美琴 (アイツの声だ…)
美琴 (こんなところにアイツいるはずがないのに…)
美琴 (ウウ…ウッ…)

上条「御坂ー!どこだ!?」

美琴 (また聞こえた…)
美琴 (会いたいよう エッグ)

上条「御坂!!」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 08:01:35.49 ID:ofoj7xbL0

美琴 (えっ?)
美琴 (ついに、幻覚まで見えてきた…)
美琴 (私もう死んじゃうのかな…)

上条「おい!御坂!」

美琴「えっ?」
美琴「幻覚…じゃ…な…い?」

上条「何いってんだ!」
上条「早く逃げるぞ!」

美琴「えっ?ええっ?」
美琴「なんでアンタがここにいるのよ?」
美琴「私捕まったのよ…?」
美琴「もう一生出られないのよ…?」
美琴「なのになんでまたアンタと会えてるの…?」
美琴「もしかして私もう死んじゃったの…?」


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 08:03:52.09 ID:ofoj7xbL0

上条「何言ってんだ!」
上条「おまえは間違いなく生きてる」
上条「御坂美琴はここに生きてる」
上条「おまえは何もやってないんだろ?」

美琴「うん…」

上条「捕まる理由なんてないんだろ!?」

美琴「うん…」

上条「それなら俺が助けてやる!」
上条「守ってやるよ!」

上条「だから逃げるぞ!!」

美琴「ほんとにアンタなの…?」
美琴「助けにきてくれたの…?」

上条「そうだ!」
上条「はやくいくぞ!」

美琴「うん」


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 08:06:06.94 ID:ofoj7xbL0

―――その頃

打ち止め「あー!やっときた!
     ってミサカはミサカは来るのが遅いことについて文句を垂れてみる!」

一方通行「ハッ、何俺に無断で捕まってやがンだ!」
一方通行「勝手に動き回りすぎなンだよォ」

打ち止め「ミサカにもよくわかんないんだもん
     ってミサカはミサカはミサカの置かれている状況について説明してみる」

打ち止め「お姉さまがどうのこうのって言って連れてこられただけだもん!
     ってミサカはミサカはミサカに落ち度がないことを主張してみる」

一方通行「チッ」
一方通行「とにかく逃げるぞォ」

打ち止め「うん♪
     ってミサカはミサカは元気に返事をしてみる!」


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 08:08:17.54 ID:ofoj7xbL0

上条「御坂こっちだ」

美琴「うん」

土御門「カミやんみつけたか?」

上条「ああ」

土御門「まだ警備体制は戻っていないようだ」
土御門「今のうちに逃げだすぜい」

上条「ほら、御坂いくぞ」

美琴「う、うん…」

ギュッ

美琴 (あっ、手…)
美琴 (あったかい…)


85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 16:27:51.64 ID:ofoj7xbL0

―――外

上条「ふーー」
上条「なんとか出られたか」

土御門「追ってもいないようだな」

上条「助かったよ土御門」

土御門「気にしなくていいんだぜい」
土御門「それより、これからどうするんだ?」

上条「とりあえず俺ん家かね」

上条「御坂をかくまいつつ、新犯人探しだな」

土御門「ああ、その件なんだが、俺の仲間で妙に張り切ってるやつがいてな
土御門「ソイツが調べて回ってる」

上条「それは、ありがたい」
上条「何から何までありがとう、土御門」


86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 16:33:26.49 ID:ofoj7xbL0

※インデックス?なにそれおいしいの?

―――上条家前

上条「なんとか誰にも見つからずにたどり着けたなー」

土御門「そうだにゃー」
土御門「じゃぁ、カミやん、何かわかったら連絡するぜよ」

上条「ああ、助かる」
上条「こっちもツテをあたってみるよ」

上条「ほら、御坂入れよ」

美琴「うん、ありがと…」


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 16:35:57.49 ID:ofoj7xbL0

美琴 (ここがアイツの家…)
美琴 (突然捕まったと思ったらアイツが突然やってきて…)
美琴 (今はアイツの家…)

上条「ふぃーーー」
上条「しかし、災難だったな」
上条「大丈夫か?」

美琴「うん、まだちょっと整理がついてないけど」
美琴「だいぶ落ち着いてきた」
美琴「ありがと」

上条「そうか、それはよかった」

美琴「まさぁ乗り込んでくるなんて思ってもみなかったわ」
美琴「アンタまで捕まるかもしれないのよ?」
美琴「どうして…」

美琴「どうして、来てくれたの…?」

上条「何言ってんだ?」
上条「決まってんだろ」


89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 16:39:31.01 ID:ofoj7xbL0

上条「訳も分からず捕まって不安なおまえを」
上条「ひとりでほっとけるわけないだろ」

上条「それに、上条さんはこういうのは慣れっこなんですよ」

美琴「そうなのかもしれないけど…」
美琴「私のせいでアンタまでひどいことになったら…」

上条「はいはい、もうその話は終わり」

美琴 (コイツはこういうやつなんだよね…)
美琴 (自分のことは省みず、いつも助けにやってきてくれる…)
美琴 (きっと誰にでもこうなのよね)

美琴 (私だから助けにきてくれたわけじゃないんだから…)


90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 16:43:52.91 ID:ofoj7xbL0

美琴 (それでも…)

美琴 (やっぱり私はアイツが好き…)
美琴 (今日あらためてわかった…)

美琴 (もう自分を偽らない)

上条「これからどうするか考えないとな」
上条「土御門が調べてくれているらしいが…」

上条「あ、そうだ、お前白井の連絡先知ってるよな?」

美琴「うん」

上条「白井に協力を仰ぐか」
上条「いやしかし、アイツ風紀委員だよな」
上条「それに女の子だし、こんなことに巻き込めるわけがない」

上条「どうするか…」


91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 16:51:01.82 ID:ofoj7xbL0

prrrr

土御門『カミやーん?』

上条『おう』

土御門『犯人がわかったぜよ』

上条『はやくないか…?』
上条『そんな簡単にわかるものなら…』

土御門『簡単ではなかったみたいだがな』
土御門『超電磁砲の名前を出したら突然張り切ってやがんだよアイツ』

土御門『そんなことはどうでもいい』

土御門『それで、犯人は』


93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 16:54:42.75 ID:ofoj7xbL0

上条『レベルアッパー?』

土御門『正確には以前あったレベルアッパーを独自に改良して』
土御門『単独で超強力なレベルの上昇が見込めるものを作ったやつがいるらしい』
土御門『さらに副作用もなく、元のレベルに戻すこともできるみたいだ』
土御門『だからこそ、警備員や統括理事会の調査でわからなかったようだな』
土御門『まぁ』
土御門『統括理事会にはなにやら別の思惑もあるようだがそれはいい』

上条『そうなのか』
上条『で、だれが使っていたかってことはもうわかったのか?』

土御門『当然だぜい』

上条『なら早く教えてくれ!』
上条『ぶっとばしに行く!』

土御門『それなら大丈夫だ』
土御門『すでに一人向ってるところだ』


94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 17:00:19.90 ID:ofoj7xbL0

上条『何からなにまで悪いな』

土御門『なぁに、俺も実際なにもしてないぜよ』
土御門『張り切ってるやつがいるから任せておけばいい』

上条『助かったよ』

上条「御坂、新犯人がわかったらしい」

美琴「ほんと…?」

上条「ああ、土御門の仲間が向かっているらしい」
上条「あいつの仲間なら大丈夫だ」

美琴「よかった…」

美琴「私これからどうなるんだろうと思ってた」
美琴「アンタが助けてくれたのはすっごく嬉しかったのよ」
美琴「でも、そのことでアンタに迷惑かけるんじゃないかって…」
美琴「アンタも捕まっちゃったらどうしようって…」


95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 17:04:24.22 ID:ofoj7xbL0

上条「まだそんなこと言ってんのか」
上条「俺は俺のやりたいようにやってるだけだ」
上条「御坂が気にするようなことじゃねーよ」

美琴「そ、それでも…」
美琴「アンタが辛いめにあったらと思うと… ウウ…ウッ…」

上条「御坂…」

美琴 (好き…)
美琴 (大好き…)

美琴 ガバッ

上条「御坂さん…?」
上条「突然どうされたのでせうか…?」

美琴「今日はありがと…」
美琴「きてくれて嬉しかった…」
美琴「ほんとに嬉しかった…」
美琴「ありがと」

上条「感謝していただけるのは大変光栄なのでありますが…」
上条「そう抱きつかれますとですね、あの…、いろんなところがですね…」
上条「なんというか…その…」


98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 17:09:00.46 ID:ofoj7xbL0

上条「あー!」
上条「そうだ、なんか飲むか?」
上条「あんなところにいて喉渇いただろ?」

上条「さて、コーヒーでも入れますかね~」

ササッ

美琴「むぅ~~~」

上条「そんな脹れっ面でどうされたんでせうか…?」
上条「上条さんは、なんとか我慢したはずですが…」

美琴「何でもないわよ!」ビリビリ

上条「ひぃぃ、ビリビリだけは!ビリビリだけはやめてくださいー!」
上条「我が家の電化製品がああああ!!」


100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 17:18:06.92 ID:ofoj7xbL0

上条「はぁ…はぁ…」

上条「でも、元気でたみたいでよかったよ」
上条「それに、元気でいるほうが、お前らしくて可愛いぞ」

美琴 「な゛」

美琴 (また、コイツはこういうことを…)

美琴「むぅ~~~」

上条「えっ、またここで脹れっ面ですか…?」
上条「上条さんは、褒めただけなのですが…」

美琴「もういいわよ!ばーか」

上条「言われもない怒りをぶつけられている気がするのですが…」


101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 17:22:56.08 ID:ofoj7xbL0

prrrr

土御門『カミやーん』
土御門『犯人捕まえたぞ』

上条『はやいな…』

土御門『自白させて、警備員に突き出しておいたのと』
土御門『統括理事会の一人にもこの件伝えておいたから』
土御門『もう大丈夫だとおもうぜよ』

上条『そうか、ありがとう土御門』
上条『こんど、何かお礼するよ』

土御門『お礼ならカミやん病を抑えてくれるだけでいいぜよ!』

上条『カミやん病…?』
上条『なんだそりゃ』

土御門『はぁ~、カミやんは相変わらずだにゃー』
土御門『じゃぁまたにゃー』

上条『おう、さんきゅーな』


102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 17:26:43.49 ID:ofoj7xbL0

上条「ということだ、御坂」
上条「おまえの身の潔白は証明されたようだ」
上条「もう大丈夫だ、安心してくれ」

美琴「そう…」
美琴「よかった…」

上条「ほら、白井たちが心配してるんじゃないのか?」
上条「アイツ公園で、今にも死にそうな顔してたぞ」
上条「連絡してやった方がいいんじゃないか?」

美琴「そ、そうね!」

prrrr
美琴『あ、くr』


103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 17:31:31.05 ID:ofoj7xbL0

黒子『おおおおおおおおおおおおおおおおお、おおおおおおお』
黒子『おおおおおおおんんんねえええねねんええええええええ』
黒子『さ゛さ゛ぁっぁあああああああああまああああああああ』

美琴『いや…、あんたちょっと落ち着きなさい…』

黒子『く゛ろ゛こ゛は゛あ゛くろこはぁああああああああああ』

美琴『落ち着きなさいってば!』

黒子『ゼェハァゼェハァ』

黒子『はぁ…はぁ…』

黒子『お、お姉さまいまどちらにいらっしゃいますの!?』


104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 17:35:30.18 ID:ofoj7xbL0

美琴『え?いまは、あ、アイツの家にいるけど…』

黒子『アイツ?』
黒子『ままっままあままああまさか!!!!!!』
黒子『あの殿方のところですの!!!!!????????』

美琴『そ、そうだけど…』

黒子『おおおおおおおおおおおおおおおおお、おおおおおおお』
黒子『おおおおおおおんんんねえええねねんええええええええ』
黒子『さ゛さ゛ぁっぁあああああああああまああああああああ』

美琴『いやだから、落ち着きなさいって…』

黒子『すぐに伺います!』


105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 17:38:39.65 ID:ofoj7xbL0

シュン

黒子「おねえさま!!!!」

美琴「いや、はやすぎでしょアンタ…」

黒子「おねえさま!!おねえさま!!!!」

ガバーーーッ

美琴「いや、やめなさいって!」

黒子「黒子はぁあああ、黒子はああああ!!!」
黒子「ずっと心配していましたの!!!」

黒子「それで新犯人が逮捕されたとお聞きしまして」
黒子「いてもたってもいられず」
黒子「飛んできてしまいましたの!!!!!!」

美琴「いや、心配してくれたのは嬉しいんだけど…」
美琴「とにかく落ち着きなさい」ビリビリ

黒子「あああああんんんん、こ、この感覚!!!」
黒子「あああぁぁ、幸せですのーーー!!」

上条「…」


107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 17:42:15.13 ID:ofoj7xbL0

黒子「はぁ…はぁ…」

黒子「ささ、お姉さま!」

美琴「なによ…?」

黒子「初春たちも心配していますの、はやく参りましょう」

美琴「えっ…いやその…」
美琴 (まだアイツに気持ちを伝えてないし…)

黒子「どうなさいましたの?」
黒子「はやくまいりましょう」

上条「ほら、行って来いよ」

黒子「あなたがお姉さまを助けてくださったそうですわね」
黒子「お礼を申しあげますわ」
黒子「ありがとうございましたの」

黒子「で、ではお姉さま参りましょう!」

美琴「ちょ、ちょっとくr」

シュン

上条「嵐のようだったな…」


108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 17:45:22.90 ID:ofoj7xbL0

―――次の日

美琴 (昨日は結局ちゃんと気持ちを伝えられないままだったな…)
美琴 (たぶん今を逃すと一生このままなんだろうな…)
美琴 (でももう気持ちを偽らないって決めたんだから)
美琴 (この気持ちがかわらないうちにアイツに…)

prrrrr

上条『はいはい、上条さんですよー?』

美琴『あんた今日暇?』

上条『暇といえば暇だけど?』

美琴『そ、そう』
美琴『昨日はちゃんとお礼できなかったから…』
美琴『そ、そのあらためてお礼をと思って…』

上条『いや、いいよ気にすんなよ』

美琴『気にするわよ!』

美琴『今からアンタん家いくから待ってなさい!』


109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 17:47:49.37 ID:ofoj7xbL0

―――上条家前

美琴 (来ちゃった…)
美琴 (今日こそは…)
美琴 (素直になるって決めたんだから)
美琴 (ここまできたらあとには戻れないわよ!)

ピンポーン

上条「はいはーい」
上条「おう、御坂か」
上条「まぁあがれよ」

美琴「うん」


111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 17:50:13.80 ID:ofoj7xbL0

上条「お礼とか気にしなくていいのに」

美琴「そんなわけにはいかないわよ!」
美琴「あれだけのことをして貰ったんだから」

上条「まぁ、いいけどな」
上条「で、もう気持ちの整理はついたのか?」

美琴 (えっ!?)
美琴 (気持ちの整理って、なんでコイツが知ってんのよ!??)
美琴 (え、なになに、いままでわかってたわけ!?)

美琴「な、なんでアンタがそのことを知ってんのよ…」

上条「はぁ?」
上条「何言ってんだ?」
上条「知ってるに決まってんだろ?」


113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 17:58:24.84 ID:ofoj7xbL0

上条「俺も昨日いたじゃねーか…」
上条「昨日の事件で頭が混乱してただろ?」
上条「その整理はついたのかって」

美琴 (そ、そっち…)
美琴 (ほんとに…)

美琴「紛らわしいのよ!」

上条「なにがでせうか…?」
上条「上条さんは、至極もっともなことを言っているつもりなのですが…」

美琴「まぁ、そういうところもアンタらしいっていうかなんというか」
美琴「それも含めてアンタ、上条当麻なのよね…」

上条「仰っている意味がよくわからないのですが…?」


115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 18:00:58.88 ID:ofoj7xbL0

美琴「もうそのことはいいわ」
美琴「今日は、アンタに伝えたいことがあってきたのよ」

上条「んー?」

美琴「アンタは頼んでもないのに、私の中にガンガン入ってきて」
美琴「最初はすごくいやだった」
美琴「勝手に知ったような口をきくなってずっと思ってた」

美琴「でもね」

美琴「アンタとずっと関わってきて」
美琴「誰にでもそういうことをするやつなんだってのがわかった」
美琴「人助けが趣味みたいなやつだってね」


116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 18:03:25.72 ID:ofoj7xbL0

美琴「それでアンタがいろんな事件に巻き込まれて」
美琴「それでも一人でなんとかしようとして」
美琴「いつも傷ついてる」
美琴「自分だけが」

美琴「私はアンタが傷ついているのをみるたびに」
美琴「不安でしょうがなくなるようになったの」
美琴「このままいなくなっちゃうんじゃないかって」

美琴「最初はどうしてそんなことを思うのかわからなかったわ」
美琴「自分の気持ちが不思議だった」

美琴「その理由がわかったのは」
美琴「アンタが記憶喪失だってことがわかったときよ」

美琴「ようやく自分の気持ちに気がついた」


117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 18:05:40.28 ID:ofoj7xbL0

美琴「そして昨日のこと…」

美琴「私は捕まってるとき、アンタが来てくれたらいいのにって」
美琴「アンタに会いたいってずっと思ってた」

美琴「アンタが傷つくのは嫌だって思ってるのに」

美琴「それでもアンタに来てほしいってずっと思ってた」

美琴「そしたら、やっぱりアンタは来てくれた」
美琴「すっごく嬉しかった」

美琴「それに自分の気持ちにも再認識できた」

美琴「だから」


118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 18:07:50.03 ID:ofoj7xbL0

美琴「もう自分の気持ちを偽らないって決めたの」

美琴「わ、私は…」

美琴「あ、アンタのことが好き」
美琴「上条当麻が好き…」

美琴「大好きなの」

美琴「私から離れてほしくない」
美琴「ずっと一緒にいてほしい」

美琴「私の傍にずっといてほしい」


119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 18:10:32.90 ID:ofoj7xbL0

美琴 (あー、言っちゃった…)

上条「…」

美琴 (何か言ってよ…)

上条「…」

美琴 (アイツは私のことなんて何とも思ってないのかしら…)
美琴 (もしかして困らせちゃった…)

上条「…」

美琴 (困ってる感じよね…)

美琴「あー、アハハハ」
美琴「そ、そうよね!」
美琴「突然こんなこと言われてもあり得ないわよね!」
美琴「じゃ、それだけだから!」
美琴「ご、ごめんね」
美琴「か、帰るわ」


121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 18:13:21.52 ID:ofoj7xbL0

上条「待てよ」

上条「困ってなんかいない」
上条「ちょっと驚いていただけだ」

上条「嬉しいよ」
上条「そんなに想っていてくれたなんて」
上条「ぜんぜん気付かなかった」

上条「こんな俺でよければ」
上条「付き合ってほしい」

美琴「え、いまなんと?」

上条「俺も御坂のことが好きだってこと」

美琴「ほんと…?」

上条「こんなことに冗談なんていわねーよ」

美琴「嬉しい…」
美琴「これからずっと一緒よ!とーま!」

上条「ああ、よろしくな、美琴」


123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 18:15:47.84 ID:ofoj7xbL0

―――窓のないビル

土御門「いったい今回のはどういう魂胆なんだ」
土御門「おまえの仕業なんだろ?」

アレイスター「うむ」
アレイスター「うまくいった」

土御門「どういうことだ?」

アレイスター「いいかげんあいつらくっつけよと」




126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 18:18:13.02 ID:b8IkldaY0

なんだこの斬新な終わり方wwww


127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 18:22:30.02 ID:04q1LoW20

アレイスターのオチがいいな乙ww


128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 18:25:15.33 ID:JwsoDw5y0

見たこと無い終わり方だwwwww



129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 18:28:08.51 ID:5PAmox4aO

乙wwwwwwwwww

これはいいwwwwwwwwww


135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 18:56:23.43 ID:CqOAzejXO

終わり方が素晴らしすぎるwwwwwwww


136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 19:06:26.29 ID:qcvOzhzs0

アレイスター職権乱用しすぎだろwwwww


13'話『炎天下の撮影モデルも楽じゃありませんわね。』収録DVD付属 とある科学の超電磁砲 OFFICIAL VISUAL BOOK
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[ 2010/10/09 15:06 ] 禁書・レールガンSS | TB(0) | CM(1) |このエントリーをはてなブックマークに追加 |このエントリーを含むはてなブックマーク |はてなブックマーク - 上条「御坂が逮捕されただって!?」
納得の動機www
[ 2010/11/05 02:14 ] [ 編集 ]
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