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美琴「あんたのこと嫌い」 上条「なん……だと…?」 その1

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:07:42.30 ID:wyd/DbyF0

ある日。公園にて

上条「お、ビリビリ。こんなところで会うなんて奇遇だな」

美琴「……」

上条「…ん? どうした? 以前のように勝負しろって言ってこないのか?
   なんだか今日は静かじゃないか」

美琴「前から言おうと思ってたんだけどね。私、あんたのこと
   嫌いだから。あんたの顔、見てるだけで吐き気がしてくるわ」

上条「な…」

美琴「二度と私に話しかけてこないでね。さよなら」

上条「……!? ……!?」

美琴は呆然とする上条を置き去りにし、その場を去ってしまった。


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:14:06.69 ID:wyd/DbyF0

上条「なんで……? どうして俺が美坂に嫌われる?」

地面に両手をつく。

上条「うそ……だろ? 俺……どうして涙が止まらないんだ?」

あふれ出す涙が頬を伝い、地面に落ちていった。

上条「……そ、そうか……俺……もしかしてあいつのこと…
    好きだったのかもしれない…。
    こ、……こんなに悲しい気持ちになるのは初めてだ…」

そのまましばらく泣き続け、失意のまま家に帰る。

上条「ただいまぁ。遅くなってごめんな。インデックス」

禁書「遅いんだよとうま! もうお腹ペコペコなんだよ!」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:18:06.56 ID:wyd/DbyF0

禁書「ちゃんとスーパーで買い物してきてくれた? 
    もう冷蔵庫の中身が空なんだよ」

上条「…それどころじゃないんだよ。俺、美坂に絶交された」

禁書「へ?」

上条美琴に嫌われちゃったんだよ!!」

禁書「……ひぃ!?」

上条は怒り、その辺にあるものを手当たり次第に投げ始めた。

禁書「と、とうま。落ち着いて」

上条「はあああああああああああああああああああああああああああああ!!」

禁書は脅えて縮こまるが、上条の怒りは収まらず、
気がすむまで家の中で大暴れした。

禁書「だ、誰か助けてえええええええええええ!!」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:22:42.78 ID:wyd/DbyF0

上条「ふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

禁書「いやああああああああああああああああああああああ!!」

数分後、部屋の中は滅茶苦茶になってしまった。
散乱した家具などが転がり、その中には台所にあった包丁も含まれていた。

上条「……はぁ。もう生きていてもしょうがない。そろそろ逝くか」

暗い顔で包丁を手に取り、自身の手首に当てようとした瞬間。

禁書「ちょ…何してるの!? 死んじゃ駄目だよおおおおお!!」

上条「ぐ…」

インデックスのタックルを食らう。

上条「…っ。…はぁ…」

床に背中を強く打ちつけ、一瞬だけ呼吸が止まった。


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:27:37.40 ID:wyd/DbyF0

倒れている上条に、禁書がおおいかぶさる態勢。

禁書は吐息がかかる距離で、

「とうま。たんぱつに絶交されたくらいでそんなに落ち込まないで。
 今日のとうまはちょっとおかしいんだよ? 私が直してあげる」

「インデックス……ぁ」

禁書のうるうるした目で見つめられ、上条さんの股間はフルボッキしてしまった。

「もうたんぱつのことは忘れて?
 とうまは私だけを見てくれればいいの」

インデックスの顔が近づいてくる。その熱っぽい眼差しに

(はああああああああああああああああああああああああああああ)

覚醒しそうになる上条だが、


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:33:16.85 ID:wyd/DbyF0

「な~んて言うと思った?」

それは聞き間違えではなかった。

「あはははははははっはあははははははははははははっは!!
 ばーーーーーーーか!! 私がとうまのこと好きなわけ無いじゃん!!」

高笑いするインデックスの顔は、上条が初めて見るのもだった。

「中学生にに嫌われて泣くとかwwwwwwwwwww
 ダサすぎて涙が止まらないよwwwwwwwwwwwwwwwww」

「あ……あ……もう……やめ……」

上条の声は震えていた。すでに砕けてしまいそうなガラス細工の
心が悲鳴をあげていた。だが、禁書は容赦しない。

「私一人も養えないような甲斐性なしのくせに!!
 じょうばんだいのお嬢様に好かれるわけないじゃん!!
 身の程を知るといいんだよ!」

偉そうに人差し指をくるくる回す禁書目録。


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:39:11.58 ID:MC43KRpj0

自分の幻想まで殺してどうすんだよ


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:39:29.60 ID:wyd/DbyF0

「そ……そんな。インデックス? おまえ、いままで俺といて
 楽しいって言ってくれたじゃないか…」

「あー。何泣きそうな顔してんの?
 うざいんだよ? もう私イギリスに帰ろうかな。とうまと
 いるとこっちまで辛気臭くなるから」

その一言で、上条は暴走した。

「うわあああああああああああん!!」

まるで女の子のように泣きながら、部屋を出て行ってしまった。

「あははははははっはははははははははあひいいいいいい!!」

部屋の中から狂ったように笑い続ける禁書の声が聞こえるが、
そんなものは無視しして走り続けた。


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:44:26.78 ID:wyd/DbyF0

「はぁ……はぁ……俺は……俺は……う……うあ……ぐ……」

自称正義の味方は、気が付いたら公園に来ていた。

今日美琴に絶交された場所だ。
何故ここに来たのかは自分でも分からない。

「あれ? そこにいるのはもしかして……上条さんですか?」

声をかけられたのではっとして顔を上げると、そこにいたのは
頭に花飾りをつけた女の子。

初春…さん?」

「わあ。覚えててくれたんですね! そうです。私初春飾利です。
 ジャッジメントやってます! 今日はこんなところで何してるんですか?
 野外露出プレイの練習ですか?」

「ち、違う! 今日はちょっと落ち込んでたから一人になりたかったんだよ」

泣き顔を見られ、赤面した上条が返す。


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:50:18.59 ID:wyd/DbyF0

「俺、御坂に嫌われたんだよ」

「WOW!」

「ふざけるな。俺、たぶんあいつのことが好きだったんだよ。
 いつもは俺に電撃を食らわしてくるやかましい奴だと思ってたけどさ。
 でも、失って初めて気づいた。俺はあいつといられる時間が好きだったんだって」

上条は体育座りしながら独白した。

「……なあ。初春さんなら分かるかな? 
 最近の御坂、何か変な様子はなかったか?」

「え? なんですか? もう一度最初から言ってください」

初春は逆立ちの練習をしていたので話など聞いていなかった。

「……泣くぞ?」

上条が肩を震わせる。


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:55:38.52 ID:zZIZEQmh0

なんかこう、持ち上げられて突き落とされるってなんかいいよな


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:56:09.72 ID:wyd/DbyF0

「分かりました。もうふざけるのはここまでにします。私とてジャッジメント。
 一般市民の悩み相談くらい乗ってあげます」

「……」

あきれた様子の上条。

「そうですねぇ。御坂さんなら、最近新しい自分に目覚めたとか言ってましたよ?」

「新しい自分だと?」

上条が話題に食いつく。

「はい。なんでも、もう当麻を追いかけるのを止めて、自分に素直になろうって
 言ってました」

「どういう意味だ?」

「私にも詳しいことは分かりません。どうしても知りたいなら、女子寮で
 ルームメイトの白井さんにでも聞いてみればいいんじゃないでですか?
 もう夜遅いので私は帰りますね。それじゃあ」

そう言い残し、初春は去っていった。


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:59:56.51 ID:wyd/DbyF0

ちょうどその頃、美琴と黒子の部屋は地獄と化していた。

「黒子。今日からあんたは私のものよ。ふふふ。今日は私とあんたの
 アニバーサリーになるわね」

美琴は黒子を愛しそうに見つめながら言った。

「……」

「黒子。どうして黙ってるの? いつもみたいに喜びなさいよ。
 あんたの大好きなお姉さまがここにいるのよ?」

「……」

「……あんた……いい加減にしなさいよ」

美琴が微量の電流を発生させて黒子を脅すが、

「……」

黒子は今も沈黙を続けている。


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:03:27.22 ID:wyd/DbyF0

「あなたなんて……死ねばいいんですわ」

黒子が、まるで唾を吐くような勢いでつぶやく。

「あんた!!」

憤慨した美琴は、遠慮のないビンタを放った。

「……っ」

「……どお? 痛いでしょ?」

優越感に満ちた顔で微笑む美琴。

「……あなたなんて。私の知ってるお姉さまではありませんの」

「へえ? この状態でもまだそんなことが言えるんだ?」

美琴が倒れている黒子を見下ろす。

黒子は全身を縄で縛られており、衣服を一切見につけていなかった。


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:05:23.12 ID:zZIZEQmh0

なんだ、ただのレズか


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:06:53.10 ID:wyd/DbyF0

「うふふふ。しつけがたらなかったかしら?」

そう言うと、美琴がムチを取り出した。

黒子が顔面蒼白になる。

「お、お姉さま……なんですのそのムチは……
 まさかそれでこの黒子を……?」

「うん。泣くまで痛めつけようと思う。何か言い残したことがあれば
 聞いてあげるよ?」

まるで聖母マリアのように慈悲深く微笑む美琴だが、
その内面に悪魔を宿していた。

「だ、誰か助け…」

「行くわよ!!」

「ぎゃああああああああああああああ!!
  あああああああああああああああああああああ!!」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:10:34.70 ID:wyd/DbyF0

「ああああああああああああああああ!!
 いやあああああああああああああああああ!!」

黒子の叫び声は寮内に響き渡る。

「うああああああああああああああ!!
 誰かああああああああああああああああああ!」

「あー。いぃ。人の叫び声って最高だわ……」

美琴はだらしない顔でよだれを垂らしていた。

「ぴyがああああああああああああああ!!」

黒子は痛みと恐怖で泣き叫ぶ。
早くこの苦痛から逃れたい。その一身で拷問に耐えていた。

「いぃ……その顔……気持ちいよぉおおお!」

美琴がスカートの中に手をつっこみ、オナニーを始めた。
ルームメイトをいじめるのが楽しくて、刺激的で、我慢できなくなったのだ。


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:15:21.02 ID:wyd/DbyF0

「こらあ!! 貴様ら何を騒いでいる!!」

鬼の形相の寮監が扉を開ける。

「あー、寮監じゃないですか。ちわー。今黒子にお仕置きしてまーす」

明るく答える美琴は年齢以上に幼く見えた。

「りょ、寮監様……助けてくださいまし……お姉さまがキチガイに……」

「……」

寮監は腕を組み、しばらく考えて

「すまんが、私はSMプレイは専門外だ。
 消灯時間までには終わらせろよ?」

それだけ言い残し、扉を優しく閉めてしまった。
なんと、助けるつもりは微塵もないらしい。

部屋には猟奇的な美琴と、哀れな黒子だけが残された。

「黒子。続き、がんばろっか♪」

「ひいい!」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:50:12.96 ID:wyd/DbyF0

「くーろこ? ほらほら。そんなに震えちゃってどうしたのかなぁ?」

「ぁ……ぁ……やめ……」

現在の時刻は深夜の2時。
真っ暗な部屋の中で、黒子の身体に微量に電流が流れている。

「ん? 何が言いたいの? もっとはっきり言わなくちゃわからないよ?」

「ぁ……だ……だめ……ですのぉ……」

電流がバチバチと点滅し、部屋をかすかに照らす。
黒子は椅子に座らされており、両手両足を縛られていた。

「も……もう……殺して……」

黒子は長時間続いたムチ打ちに耐えたが、それだけでは
拷問は終らなかった。現在では眠ることも許されず、
断続的に弱い電流を流され続けていた。

「うふふふふふふふふふふふふ」

冷酷なるサディスト・御坂美琴は口元をにやけさせる。


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:55:41.27 ID:wyd/DbyF0

「くぅぅ……うぅぅぅぅ………」

激しい頭痛と、全身にまとう電流の痛み。
黒子は身体をくねくねさせて逃れようとしたが、
その仕草は美琴を喜ばせるだけだ。

「うふふふふふふふふふふふふふふふ」

美琴はかれこれ一時間近くも不気味に笑い続けている。
その瞳の奥には、計り知れないほどの深い闇が宿っている。

(もういっそのこと殺してくださいまし……
 どうしてお姉さまはこんなに狂ってしまったんですの?)

黒子は地獄の苦痛の中でさえ、お姉さまのことを考えていた。

(黒子の知っているお姉さまはこんな最悪なイジメをするような
 人ではなかったですの……)


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:03:57.28 ID:wyd/DbyF0

美琴が変わってしまったのは最近のことだ。

以前から好意を寄せていた上条に気持ちを伝えられず、
毎日イライラしていた。勝負では連戦連敗。素直に告白しようと
しても、ツンデレな性格が邪魔をする。もう限界だった。

そこで、黒子でストレスを発散することにしたのだ。

『お、おねえさま…!?』

初めて美琴に暴力を振るわれた黒子の顔は最高だった。
まさか慕っているお姉さまに殴られるとは夢にも思っていなかっただろう。

『黒子。ごめん。殴らせてもらうね』

『や…やめてくださいまし… あぁ!!』

『うふふ。たのしーな!』

一方的に暴力を振るわれる黒子は激しく動揺し、テレポート
する余裕すらなかった。殴られた痛み以上に心の方が痛かった。


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:09:18.04 ID:wyd/DbyF0

『人の苦しんだり泣いたりする顔ってこんなに素晴らしいんだね』

にっこりと笑う美琴。足元にはボロボロになった黒子がいた。

そうして味を占めた美琴は、大好きな少年の動揺する顔が見たくなり、
冒頭のシーンで罵倒してしみたのだ。上条が泣き出すとは予想外の
結果だったが、彼の悲しむ顔は十分に堪能できたのだから良しとした。

「とうまぁ……待っててね。私が癒してあげるから」

美琴は焦げてしまった黒子を踏みつけながら、明日上条に
会いに行くことに決めたのだった。


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:14:01.14 ID:wyd/DbyF0

次の日。

学校帰りの美琴は、上条の家に直行した。

「とうまぁ? お邪魔するわね」

返事を待たずに玄関を開け、ずけずけと中に進入する。

「た、たんぱつ!? 何しにきたの!?」

インデックスはするめを食べていた。

「うん。ちょっと当麻に昨日のことを謝りにきたの」

「と、とうまならまだ帰ってきてないんだよ」

「そうなんだ。ところで、禁書ちゃん」

美琴の目が細くなる。

「な、なにかな? 目が怖いんだよ、たんぱつ」


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:52:00.92 ID:wyd/DbyF0

「あんた、当麻のこと罵倒した?」

「したよ! たんぱつに言われたとおりにちゃんと罵倒したんだよ!!
 とうまったら、泣きながら部屋を出て行ったんだよ!!」

「そう……」

美琴は目を閉じてため息をついた。

禁書はその妙な雰囲気に脅える。

(た、たんぱつはどうして怒ってるのかな? 私はちゃんと指示通りに
 動いたんだよ? 大好きなとうまを傷つけたんだよ?)

「禁書ちゃん?」

美琴は禁書の肩に手を置いた。

「な、なに?」 ごくりと唾を飲み込むインデックス。

美琴はにやけながら

「あんたってさ。殴りやすそうな顔してるよね?」

「な…!?」

「動いたら殺すから。抵抗しても殺す。余計なことを口にしても殺す」

「あ……そ、そんな……」


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:00:16.50 ID:HkbqzTXj0

「いい声で鳴いてね?」
「……」

――ブンッ

「っ!!」
「……」

(流された!?こいつ……!)

「……10万3千冊の魔道書と、」
「!?」

「体術・格闘術が1600冊」
「……!」


「私の右足と、たんぱつの電撃、」
「……」


「どっちが疾いか……試してみる?」


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:00:35.68 ID:wyd/DbyF0

上条の部屋が魔界と化しているころ、

「あーくそ!! どうして取れないのよこれ!!」

佐天さんはゲームセンターにいた。

「むかつくぅぅぅう!! なんでギリギリのところで取れないの?」

ゲシゲシと下品にユーフォーキャッチャーを蹴り飛ばす。
その姿は店員からマークされており、隣で見ていた初春が口を挟む。

「さ、佐天さん! そんなに叩いたら壊れますよ」

「いいから好きにさせてよ! どうしてもこの商品が取りたいの」

佐天が欲しがっているのは猫のぬいぐるみだった。
黒と白がペアになっており、名前のプレートには『黒レン』『白レン』と
書かれている。

「こらこら。君たち。ここは上条さんにまかせなさい」

「え?」

突然現れた上条はマシーンにコインを投入し、
あっという間にヌイグルミをゲットした。

「ほらよ」 

佐天さんに手渡す。


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:06:45.11 ID:wyd/DbyF0

「あ、ありがとうございます…上条さん。
 恥ずかしいところを見られちゃいました」

顔を真っ赤にする佐天。

上条とは初春経由ですでに知り合っていた。

「きにするな。俺だって昔はゲーセンで暴れたものさ。
 あ……そういえば昨日も家で大暴れしてしまった…」

落胆する上条。佐天は不思議そうな顔で

「何かあったんですか?」

「ああ。ミサカの奴に絶交されちゃってさ。腹が立ったんで
 家で八つ当たりしちゃったんだよ。最低だよな俺…」

「ええ!? あの御坂さんとそんなことが!?」

「もう俺の顔も見たくないとさ。はは」


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:12:20.71 ID:wyd/DbyF0

上条はうつむき、くやしそうに唇をかんでいた。
肩を震わせ、今にも泣きそうになったそのとき、

「泣かないで下さい! 上条さん」

叫んだのは初春。大胆にも上条の手を握り、
彼の顔をまじまじと見つめる。

「う、ういはるさん?」

「上条さんはとても素敵な人です。レベルゼロなのに悪い人たちを
 やっつけようとするし。正義感が強くて髪の毛がツンツンしてるところも
 可愛いですよ? おかしいのは御坂さんの方です」

「そ、そうかな…?」

照れくさそうに顔を赤らめる上条。

「はい! 私も昨日は酔ってたので変なことを口走ってしまいましたが、
 本当は上条さんのこと大好きです」

初春はひまわりのような笑顔でそう言った。


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:19:24.21 ID:wyd/DbyF0

「私も上条さんの味方ですよ!」

佐天さんが上条の腕に抱きつく。

「ちょ……」

上条は激しく動揺したが、佐天さんはむしろ
その反応を楽しみながらさらに強く抱きしめた。

「上条さんの良さが分からないなんて、御坂さんは損してますね。
 私と初春はいつだって上条さんが大好きですからね」

「あ……あうあう……」

「上条さん。これからデートしませんか?」

「デ、デート!?」

その魅惑の単語にさらに動揺する。

「はい。デートです。初春もいいよね?」

佐天さんの提案に、初春は乗り気の様子。

「もちろんです。映画でも見に行きませんか?
 今ちょうど割引チケットを持ってるんですよ」


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:24:35.29 ID:wyd/DbyF0

そのまま話はとんとん拍子で進み、三人は映画館に足を運ぶ。

「平日だから人が少ないですね」

上条の片腕に抱きついている佐天が言う。

「そ、そうだな。これなら人に見られる心配もなさそうだ」

上条は緊張しながら答えた。昨日は地獄が訪れたが、
今日は一変して天国のようだった。

「あそこに座りませんか?」

も片方の腕に抱きついている初春が空席を指さす。

そして三人は寄り添いながら席に座る。

(あはは……俺って意外と年下に人気あるのかな…)

上条は緊張して顔を引きつらせながら、映画が始まるのを待っていた。


75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:31:33.29 ID:wyd/DbyF0

上条が映画を見ているころ、

「とうまぁあああ! たすけてえええ!!」

「うっさいのよ。騒いだら人に聞こえるでしょうが!」

美琴が禁書に愛のあるお尻たたきをしていた。

「ほらああ! もっといい声で鳴きなさい!」

「あ! あふ! いやあ!! やだあ!!」

「きひひひひひひひ そうよ!ほおおら」

「あん! やん! だ、だめ! やめ」

禁書はすでに涙目だ。いつか大好きな上条が助けてくれること
を願いながら、お仕置きに耐えていた。


77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:40:37.42 ID:wyd/DbyF0

インデックスが地獄を見ているとき、上条らは
映画を終えてファミレスに来ていた。

「上条さん。あーんしてください」

佐天さんがパフェをすくったスプーンを差し出す。

「あ、あーん」

上条もこのハーレムに慣れてきたのか、割と自然な感じで
それを口に含む。

「おいしいですか?」

「ああ。とってもおいしいよ」

「佐天さんばっかりずるいです! 私のも食べて欲しいです。
 あーんしてください」

対抗した初春がスプーンを上条に差し出す。

上条は照れながらも二人分のパフェを食べさせられていた。
口の中にクリームの風味が広がり、確かな満足感を得ていたが、
それも長くは続かなかった。

「何やってんのあんたたち?」


79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:45:12.62 ID:wyd/DbyF0

突然掛けられた声。

「「「!?」 」」

驚愕した一同が振り返ると、そこには怒りの形相の御坂
美琴が立っていた。上条が唾を飲みこんだ後質問する。

「な、なぜ御坂がここに!?」

「さっきまで禁書ちゃんで遊んでたんだけどね。私のビリビリセンサーが
 警報を鳴らしたのよ。今、当麻が悪い女の子達につかまってるんだってね」

「禁書で遊んでいただと…!? まあそれはいい。なんでおまえが
 俺に話しかける? 昨日もう話しかけるなと言ったじゃないか」

「ああ。あれはただの冗談よ」

「はい?」

上条は困惑した。


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:49:29.54 ID:wyd/DbyF0

「意味が分からないって顔してるわね?
 いいわ。説明してあげる」

美琴は腕組した。

「私はずっと前からあんたのことが好きだった。
 それは今も変わらない。昨日のあれはただのお遊びよ。
 あんたの動揺する顔を見て楽しんでただけ」

「なん……だとぉ」

それは上条にとって驚愕の事実だった。
元来朴念仁として定評のある人物である。

昨日の一見以来、二度と御坂に関わることはないと思っていた。
その矢先にこの告白である。動揺するなという方が無理がる。

「ぷ…ぷひぃ」

呂律が回らず、上条は一方通行のような顔をしてしまった。


87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:55:23.34 ID:wyd/DbyF0

上条はそのまま固まってしまった。

美琴は彼の両脇にいる二人の少女達に視線を移す。

「あなたたち。私の当麻にずいぶん慣れ慣れしいじゃない?」

美琴が寮監も真っ青になりそうな目つきで脅しを掛ける。

「……!!」

それはまるで質量を持ったかのような勢いがあった。
美琴が殺気を放つだけで、店内の雰囲気は一変し、
近くで皿を回収していたウエイトレスはそれを派手に落としてしまった。

「黙ってないで、なんとか言いなさいよ」

美琴がさらに凄む。空気がさらに

『うわあああああ!!』

厨房では、どういうわけか火災が発生していた。
美琴の放つ凄まじい空気に動揺して手元が狂ったのだろう。
消火器を持った店長が慌しく消火活動を始めていた。


91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:03:12.17 ID:xh9hPofq0

阿鼻驚嘆の騒ぎと化すファミレス。

「三秒あげるわ。今すぐ当麻からハナレナサイ」

美琴がコインを取り出した。

「…!」

佐天さんと初春さんは、あれがレールガンを射出するための
準備であることを正しく認識していた。美琴が本気で元友人達を
殺す覚悟なのは、あの狂った目つきを見れば分かることだ。

だが、

「……っ」

二人は上条にしがみついたままだ。

動けないのだ。恐怖で足がすくみ、一歩もそこから動けない。

真の恐怖とはこういうものだ。



「ぷふふふふふうひいい」

一方の上条はカッパのような顔をして呆けている。


94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:07:46.52 ID:xh9hPofq0

「さん……にぃ……」

美琴が死のカウントダウンを開始する。
その無機質な声がさらに恐怖をあおる。


(このままじゃ殺される)

佐天さんは母から貰ったお守りを握り締めながら

「上条さんは渡しません!!」

悪に対してはっきりと意思表示する。

それは願いだった。

美琴には力ではどうしても適わない。
だが、この上条に対する思いは本物。
たとえどんな危機に陥ろうと、これだけは曲げたくなかった。

「ふぅん…」

美琴の目がさらに温度を失っていく。


96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:14:03.57 ID:xh9hPofq0

「死のっか。佐天さん」

美琴が致死量の電流を放とうとしたが……

「いい加減にしろよ、てめえ」

上条が立ちふさがる。右腕で美琴の手を強く押さえていた。

「…? どうして邪魔するの?
 当麻も一緒に電流浴びせようか?」

美琴は心底不思議そうな顔をした。
そして苛立ちを見せた。美琴の行動を邪魔するものは
全て悪であり、排除する対象だ。

上条でさえ、多少の罰を与える必要があると考えていた。

「御坂。おまえは最低だ」  

上条がつぶやく。

「…?」

意味が分からず、美琴は首をかしげた。


102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:30:17.73 ID:xh9hPofq0

上条は得意の説教を始めようとする。

「だいたいな…おまえはいつもそうやって短絡的にものを
 考えすぎなんだよ。確かに俺がおまえの気持ちに気が付かなかったの
 も悪かったと思う。だがな、罪のない女の子たちを…」

「うるさい…」

「な…!?」

上条が全て言い終わる前に、美琴が電流を放った。

近くにあったテーブルとイスが跡形もなく吹き飛ぶ。


104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:34:35.83 ID:xh9hPofq0

「当麻。あんた自分の立場が分かってる?
 私はレベル5だよ?」

美琴は上条の左手を握った。

(こいつ……まさか俺の幻想殺しを知ってるのか…)

上条が懸念するとおり、イマジンブレイカーは右手でのみ
使用できる能力。左手から電流を直に流されれば終わる。

「私と付き合いなさい」 

美琴は強い口で言う。

「……」

「これは命令よ?」


105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:39:17.43 ID:xh9hPofq0

「分かった。おまえと付き合うよ。その手を離してくれ」

上条は五分ほど考えてから結論を出した。
今の美琴を止める術はもはやない。

佐天さんたちの命がかかっている以上、少しでも犠牲の
少なくする条件を考えた末、

「それと、頼むから佐天さんたちには手を出さないでくれ」

「うふふふふ。当麻がいい子にしてくれたらね♪」

美琴は鼻歌を歌いだしそうな雰囲気だった。

先程までの殺意が消え、今では安心しきった顔で
上条の腕にからみついている。


108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:46:18.29 ID:xh9hPofq0

こうして、上条は不本意ながらも美琴と恋人関係なった。

少しでも美琴を怒らせれば自身はもちろん、
周りの人間にまで危害が及ぶ危険な関係だった。

そんな生活が一週間も続き、上条は神経をすり減らしていた。

学校帰りは美琴に強制デートに誘われ、夕飯時になると
毎日上条の家におしかけて作りに来た。

エプロンをして料理を作る美琴を見て、
最初は、まるで夫婦のような関係だなと思ったものだ。

だが、美琴が異常であることに変わりはない。
特に気の毒のなのがインデックスだった。


109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:49:46.00 ID:xh9hPofq0

ある日、上条は学校帰りにスーパーで買い物して帰宅した。

「禁書目録、上条さんは今帰ったぞ」

くたびれたサラリーマンのように玄関を開ける上条。

「……」

禁書目録は返事せず、無表情で座っていた。
テレビをつけているが、その内容は頭に入っていないようだ。

「なあ、禁書目録……? うれしくないのか?
 おいしいものが食べられるんだぞ? 

上条はもう泣きそうな声。

「……」

禁書目録は端正な顔を変化さえることはなく、
人形のようにボーっとしている。

「どうして黙ってるんだよ?
 今日はおまえの大好きな料理をたくさん作ってやるぞ!」

「……」

しかし、上条当麻の魂の叫びは禁書へ届かない。


111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:52:48.12 ID:xh9hPofq0

「哀れな禁書目録……。まだ……失語症が治らないんだな……。
 なんでだよ……なんでこんなことに……」

「……」

「うっ……ううう……」

上条は目録を抱きしめ、声をあげて泣いた。

インデックスが失語症になったのは、美琴の拷問のせいだった。

常に上条の部屋に居続けるインデックスは美琴に目をつけられ、
気が向いたら痛めつけられた。

上条と共に楽しい同棲生活を謳歌していたが、いきなり地獄の底に
突き落とされたのである。美琴の拷問はインデックスの精神を破壊した。


113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:57:06.20 ID:xh9hPofq0

「あんた。また禁書ちゃんとイチャイチャしてるの?」

訪れた美琴があきれた様子で立っていた。

「その子が悪いのよ? 私がイギリスに帰るように何度も忠告したのに
 言うこと聞かないんだもん。見上げた根性よね」

「く…!」

禁書のことを侮辱された上条が苛立つが、

「何よその目は? 言っておくけど、抵抗したら禁書ちゃんを
 丸焦げにするわよ?」


117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 01:00:45.83 ID:xh9hPofq0

「ち…ちくしょう」

上条が悔し涙を流しそうになる。

圧倒的な力に屈服する哀れさは絶筆に尽くしがたかった。

「とうまぁ。泣かないでよぉ。私が癒してあげるからぁ」

「お…おい」

とろんとして目つきの美琴が迫る。

彼女は上条を押し倒し、ゆっくりと顔を近づけた。

「んん……」

美琴の舌が上条の口腔に侵入する。


118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 01:03:31.13 ID:xh9hPofq0

(ちくしょう……受け入れるしかねえのかよ……)

上条は全てをあきらめ、美琴とのキスに没頭した。

ちゅ

ちゅ ちゅうう

ちゅぱ


「うふふふふふ」

キスするときの美琴の目は据わっていた。
濁った闇の色をしていて、まるで飲み込まれてしまいそうだった。

「当麻の唾液、おいしいよ?」

上条の頭をつかみ、激しく唇をむさぼる美琴。


120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 01:08:24.62 ID:xh9hPofq0

「ぷは」

たっぷりと時間をかけたあと、美琴がようやく唇を離す。

口元にしたたる透明の液体を舐めながら、

「当麻。うれしそうじゃないね。本当は私のこと嫌いだもんね?」

「…!?」

「隠さなくてもいいよ。そのことは後でゆっくりと聞かせてもらうから。
 まずはお夕飯作っちゃうね。テレビでも見ながら待ってて」

美琴は立ち上がり、キッチンで野菜を並べ始めた。


123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 01:12:35.86 ID:xh9hPofq0


_________________________________

まもなくして夕飯ができた。

「「いただきます」」

「……」

禁書を交えた三人で食卓を囲む。

夕飯の間、しばらく無言が続いたが、やがて美琴が

「当麻。あーんして」

美琴がフォークで刺したミニトマトを差し出す。

「ちょっと恥ずかしいな」

首を振る上条。

「ふーん……私を怒らせるつもりなの? 
 初春さんたちとは楽しそうにやってたくせに。
 トマトの代わりに禁書ちゃんの生肉でも食べる?」

「っ…。すまん。冗談だよ。いただこう」


124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 01:14:36.16 ID:xh9hPofq0

「はい。あーん」

「…あーん」

目をつむって咀嚼する。味など全く感じなかった。

「大丈夫? ずいぶん冷や汗をかいているわね」

「まあな。こんなに緊張する食事は生まれて初めてだ。
 一歩間違えれば俺は殺されるんだろ?」

「そんなに緊張しなくて大丈夫よ。私を殺人兵器と勘違いしてない?」

不満そうに唇を尖らせる美琴。

「ところで話は変わるけどさ、あんたの周囲には
 たくさんの美少女がいるけど、ぶっちゃけ誰が一番可愛いと思う?」


127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 01:18:51.22 ID:xh9hPofq0

「なぜそれを聞く?」

上条の手は震えていた。

「いや、今後の参考にしようと思ったの。あんたが私のこと
 好きじゃないのはよく分かってるから、逆に他の子たちの魅力を聞こうかなって」

「……」

上条は真剣に考えて結論を出した。

「井口裕香だ」

「当麻」  

「なんだ」

「死にたいの?」

「すまん」


131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 01:22:49.57 ID:xh9hPofq0

美琴はオレンジジュースを飲み、一息ついた。

「もう一度聞くわね。誰が一番可愛いと思う?」

美琴は真剣な顔で言ったが、どういうわけか、
上条を中心に、テーブル全体が揺れ始めた。

「ちょっと、震えてるのよ。動揺しすぎでしょ」

「うるせええ!! 今真面目に考えてるんだよ!!」

上条が机を勢いよく叩いた。

         


(どうすればいい?) 上条は考え続ける。


133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 01:26:07.50 ID:xh9hPofq0

上条は苦肉の策を打ち明ける。



「美琴。明日までに考えておくよ」

「は? いっぺん死ぬ?」

「……わーったよ!! 答えればいいんだろ答えれば!!」

上条は再び机を叩いた。

「声ならインデックス。総合的には佐天さん」

「なん……ですって……」

今度は美琴が動揺した。


136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 01:30:42.11 ID:xh9hPofq0

「なぜに禁書ちゃんの声が好きなの?
 ってか私の声は好きじゃないってこと?
 こんなふざけたクサレシスターの声が好きなの? 頭大丈夫?」

美琴は自然な動作で禁書ちゃんの首を絞めようとするが、

「あああああああああああああああ!!」

上条が咆哮(ほうこう)をあげる。

「禁書の声を馬鹿にしないでくれ。俺は大好きだぞ」

「ふーん」

美琴が目を細める。


138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 01:33:37.26 ID:xh9hPofq0

「当麻」

「なんだ」

「私、嫉妬しちゃったんだけど、どうすればいいと思う?」

美琴は禁書の首を思い切り絞めようとする。

「落ち着け」

「じゃ、今すぐ撤回してよ。
 こいつは地獄の淫乱のファッキンシスターだって言って。
 そしたら許してあげてもいいよ」


139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 01:37:15.60 ID:xh9hPofq0

「さっきから苦しいんだよ。たんぱつ」



「「な!?」」


上条らは驚きを隠せない。

「とうまが私の声を好きって言ってくれたこと、すごくうれしいんだよ」

禁書は美琴の手を振りほどき、なんと上条に抱きついてしまった。

「とうまぁ~ とうまぁ~ 」

まるで猫のように上条の胸の中で頬すりする。上条は動揺しながら聞いてみる

「ちょ……おま……失語症は……」

「もう直ったよ。とうまの愛の力でね」


140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 01:40:28.84 ID:xh9hPofq0

「そ、そうなのか。なんかよく分からんけど、とにかく良かったぁ。
 よかったなインデックス! これからはおまえとたくさん話せるぞ」

「うん! 私もとってもとってもうれしいんだよ」

仲の良い兄妹のように抱き合う二人。



だが、

「うふふふふふふふふふふふふふふ」

鬼のレールガンが不気味に笑っていた。

「まずはぁ……テアシを焦がしてぇ……さいごにアタマだけノコシテぇ」


141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 01:44:44.03 ID:xh9hPofq0

美琴から放たれる殺気はレストランの非ではなかった。

「あわわわわわわわっわ!!」  脅える禁書。

なぜか局地的な地震が発生しており、部屋全体が揺れている。


ドドドドドドドドドドドドドド


例えるなら戦車がすぐそこまで迫っている感覚。

(これはやばいことになった……)

百戦錬磨の上条さんでも、この戦場のような雰囲気には
耐えられそうもなかった。


143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 01:49:50.16 ID:xh9hPofq0

(おいおい、下手したら学園都市ごと吹き飛ぶぞ!)

危機的状況に対し、上条は即断した。


「美琴。不安にさせてごめんな? 本当はお前のことが大好きだよ」

「え…?」

美琴は上条に抱きしめられていた。

「禁書目録は…俺の妹みたいなものだ。恋愛対象じゃない。
 でも美琴は違うぞ? 毎日おまえと過ごしてすごく楽しかった。
 いつしかおまえのことが本当に好きになってることに気づいたよ」

「本当に?」

美琴がいぶかしむ。


171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 15:22:14.44 ID:xh9hPofq0


「ああ。本当だ」

「嘘ばっかり。さっきは佐天さんが本命だって言っててじゃない」

「ふ…あれはイタリア風のジョークだ。お前は常盤台のお嬢様。
 そしてレベル5の超能力者だ。おまけに器量もいい。
 おれがおまえに惚れないわけないだろう?」

「……でも」

「美琴。好きだ」 ←イケメンAA

「……」



その後5分ほど沈黙が続いた。

抱擁した姿勢のまま、美琴は言葉を発しようとしない。


172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 15:26:22.15 ID:xh9hPofq0

(まずい……ものすごく気まずい雰囲気じゃないか。やはり駄目なのか?)

上条が背中に嫌な汗を流しながら別の作戦を考えようとしたが、

「とうま。信じていいの?」

「…!」

ようやく聞けた美琴の言葉。

上条が即答する。

「もちろんだ。俺にはおまえだけだ。俺に以外におまえを
 幸せにできる奴なんていないよ」

「……」

「改めてもう一度言わせてもらうぞ。美琴。愛してる」

次の瞬間、美琴の瞳から涙が零れ落ちた。

「…………とうま……。私もとうまのこと…大好き…」

美琴はぎゅっと力を込めて当麻に抱きつく。


174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 15:30:42.57 ID:xh9hPofq0

「と……とうまぁ……とうまぁ……う……ひぐっ……」

嗚咽交じりで彼の名前を呼び続ける美琴。

当麻から告白されるのは始めてだった。

今までツンツンしていたせいで気持ちを伝えられなかったことも
重なり、この喜びは大きかった。

「いい子だな。美琴……」

当麻は慈悲深い顔で美琴の頭を撫でていた。

(ふふふ……くくく……)

だが次第にその表情が変貌していき、口元を醜悪にゆがめる。

(思い通り…!!)

この抱き合った姿勢なら、悪に染まった顔を見られなくて
すむので幸運だった。


176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 15:34:58.82 ID:xh9hPofq0

その後、美琴が泣き止むまで待ち、遅くなる前に帰らせた。


夜はインデックスと二人きりである。

美琴による武力侵略を受けた上条家において、二人の仲はますます深まっていた。
卑劣極まる悪の制裁と暴力により、死と隣り合わせの生活をしていた
上条達は、いつのまにかお互いを意識するようになっていた。


今では一つのベッドを共有している。


「とうまぁ!」

インデックスが上条の腕の中で丸くなる。

「とうまの腕の中ってとってもあったかいんだよ?」

まるで猫のように目を細めて甘えている。

「失語症も治ったし、これからはいつでもとうまとお話できるんだよ?」


177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 15:38:18.07 ID:xh9hPofq0

「ああ。ただし美琴にばれないようにしないとな」

「うん。大好きだよとうま」

インデックスは目を閉じて上条に顔を近づけた。

「ん…」

上条の嬉々としてそれを受け入れる。


言うまでも無くこの行為は、美琴に対する裏切りである。
美琴に発覚すれば即抹殺されるに違いないが、それでも
二人は、一緒にいられる時間を大切にしたかった。

「とうまぁ。私にも好きって言って」

キスを中断したインデックスが求める。

「大好きだよ。インデックス。ちなみにこれは嘘じゃない」

「うれしい……すごくうれしいんだよ」


179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 15:43:27.63 ID:xh9hPofq0

ちゅ

「んんn」

ちゅー ちゅば ちゅば

インデックスと情熱的に舌を絡める。

「大好きだよとうまぁ」

禁書が失語症になって以来、上条はいつも以上に優しくなった。
禁書は、それが上条から向けられる愛情なのだと思っていた。
こんな出来損ないの自分でも面倒を見てくれる彼のことが大好きだった。
病気が治ったら、いつか上条に恩返ししたいと考えていた。

ちなみに、美琴に対して嫉妬心は全く無い。
上条が美琴に向けている感情が偽りであることに気がついているからだ。
同時にそれは、自分が上条に愛されているという自信の表れだった。

(とうまは私だけを見てくれてるんだよ…)


180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 15:48:11.77 ID:xh9hPofq0

禁書はキスに夢中になっていた。
電気を消しているので彼の顔は見えないが、きっといつもの
ように優しく微笑んでくれているのだと思っていた。


(ふふふふ)

上条は心の中で笑っていた。

禁書目録の可愛い声を聞くだけであそこがうずいて仕方が無かった。

あの甘い声で自分の名前を連呼して甘えてくる。
これこそが上条の望んだ日常だった。不幸体質の彼は、
家の外では散々な目に会ってきた。特にビリビリ中学生の
ヤンデレ化による圧政をしかれ、せっかく仲良くなった佐天さんと
初春さんと疎遠になってしまったのは許しがたいことだった。


「インデックス…」

つぶやきながらインデックスの髪の毛を触る。
細くて柔らかい彼女の髪は触り心地が最高だった。
軽く掴んだそれに鼻を近づけるとシャンプーの匂いが漂った。


182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 15:52:56.40 ID:xh9hPofq0

そんな彼のストレスを解消してくれるのが、インデックスだった。
確かに、傍若無人な彼女の振る舞いに苛立つ日もあったが、
それでも女の子と同棲生活は楽しかった。

おいしい料理を作れば褒めてくれるし、何より寂しさを紛らわせてくれる。
高校生の身で女の子一人を養うのは大変だと最初は思っていたが、
今では彼女無しの生活など考えられなかった。

なぜなら

「あぁ はぁああ……やああ……ああん……」

「痛いか? インデックス」

「だいじょうぶ……だよ……もっと……強く突いて……」

インデックスが四つんばいになって彼のモノを受けいれていた。
上条は彼女の腰を掴みながらピストン運動に励む。

「ああ んあああ はあああ ああああん いいいよおおお!!」

「ふふふ。可愛いなぁインデックスは」


184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 15:57:00.99 ID:xh9hPofq0

「もう……イキソウだよ……」

「ああ。だけどもう少し我慢してくれ…」


行為の最中なのに、上条は妙に冷静だった。
実を言うと、上条はインデックスのことをそれほど
好きではなかった。大切な存在であるのは確かだが、
美琴に言ったとおり、それは恋愛対象としてのそれではなかった。


上条が好きなのは……


「インデックス。俺にも好きって言ってくれ」

事後。上条がそばで寝ている禁書を揺する。

「ん……」

心地よ眠りから覚まされた禁書が寝ぼけながら応じる。

「なぁに、とうま?」

「おまえは俺のこと好きだよな?」


186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 16:01:44.27 ID:xh9hPofq0

「うん。とうまのこと、だぁいすきだよ」

まるで脳みそがとろけてしまいそうな声で言う。

上条は興奮し、

(……うぉ!! すごい破壊力!)

心中で暴走したが、現実では
シマウマモードになるのを何とか我慢していた。

「そうか。安心したよ。聞きたかったのはそれだけだ。
 おやすみ。インデックス」

「ふぁあい。おやすみぃ」

インデックスは上条の腕の中ですやすやと眠った。



つまり一言で言うと、彼はインデックスの『声』を愛していた。


187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 16:04:41.40 ID:xh9hPofq0

週末。

上条は公園で待ち合わせをしていた。

「ち…!」

携帯を見ながら思わず舌打ちをする。

画面には以下の内容が表示されていた。

 『電話帳、登録件数 1件 御坂美琴』

以前登録されていた友人達のアドレスは全て消されてしまった。
美琴の嫉妬深さにより、上条と仲良くしている人間は全て罰せられるのだ。
それは携帯に登録されているデータとて例外ではない。

(ったく、佐天さんと初春さんの番号まで消しやがって。
 こんな生活がいつまでも続くと思うなよ。いつか復讐してやる)

闘志を燃やす上条。


189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 16:09:08.04 ID:xh9hPofq0

そこへ美琴が駆けて来た。

「当麻。遅くなってごめんね。待った?」

「いや大丈夫だよ」

「そっかぁ。それじゃ映画見に行こうか」

「おう」


テンプレート的な会話を経て、二人は劇場に足を運ぶ。
そこは以前、上条が佐天さん達と一緒に訪れた場所だ。


そのことを知った美琴は激怒したが、上条になんとかなだめられた。
そして美琴は佐天さん達に対抗するため、ここを選んだのだ。


192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 16:31:47.42 ID:xh9hPofq0

「……」

真剣に映画を見ている美琴だが、隣に座っている上条には
どこが楽しいのかさっぱり分からない。

上映しているのは『ゲコ太戦隊・ゲコレンジャー』という戦隊ものの
映画で、どう見ても対象年齢が幼稚園程度のものだ。

「美琴。おまえ。本当にゲコ太が好きなんだな」

「う、うん。だってゲコ太は私のアイドルなんだもん。この年で
 こんな子供っぽい映画を見るのは変だとは思うけど…
 それでも好きなものは好きなの!」

子供っぽく頬を膨らませる美琴は可愛らしかった。

(やはりこいつは腐っても美少女だ…)

上条は映画よりも美琴を観察していた。

館内特有の暗がりの中で、上条は八神月の顔をしながら考えた。


193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 16:36:57.04 ID:xh9hPofq0

(美琴とはいつかは縁を切るつもりだが、その前に少し
 仲良くするのも悪くは無いか…何せお嬢様だからな)

美琴に愛を伝えて以来、彼女の雰囲気は変わった。
ヤンデレであることには変わりないが、以前のように
他人に暴力を振るうことは無くなり、上条に従順になった。



「美琴」

「ひゃ!?」

上条は美琴の肩を抱き寄せた。

「動くなよ」

「な…ナニをするのいきなり! ん……」

それは強引な口付けだった。


195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 16:40:33.56 ID:xh9hPofq0

「ちょ、ちょっと…」

嫌がる美琴が口を離す。涙目になりながら、

「こんなことろで、そういうことするのは良くないよ…。
 どうしてもしたいなら映画が終ってからしよ?」

「うるせえよ」

「…え?」

美琴は呆然とした。あの優しい上条にこんなに怖い目で
睨まれるとは思わなかったからだ。

「おい。美琴」

「は、はい……」

「俺、もう帰るわ」

上条が冷たく言って席を立ち上がった。


196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 16:44:57.13 ID:xh9hPofq0

美琴は悲痛の叫びをあげる。

「ま、待って!! どこ行くの!」

「帰るんだよ。もうおまえといても楽しくないからな。
 おまえは俺よりゲコ太の方が好きなんだろ?」

「そんなことないよ!! 私は当麻のことが一番好き!
 お願いだから行かないで」

「……」

美琴は無言で佇む上条の足にすがり付いていた。

「ねえ。お願い。私、当麻がいないと寂しくて死んじゃうの。
 お願いだから一緒にいてよ…」

美琴はうるうるした瞳で上目遣いで見上げてくる。

(ほう。これはなかなか…)

上条が冷たく接したのはもちろんわざとだ。美琴のヤンデレ属性が
どれほど変化したのかを確認したのだ。


197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 16:48:23.57 ID:xh9hPofq0

あの告白以来、上条は意図的に美琴といる時間を増やした。
美琴を上条依存症にするためだ。最初のうちは美琴のわがままを
なんでも聞いてやり、信用させる。そして仲良くなった所で、
一気に絶望に落とすことによって不安にさせる。

「と、当麻。どうして黙ってるの? もしかして怒ってる……?」

美琴は今にも泣きそうだ。
まるで先生に叱られる子供のような顔で震えている。

(……計画通り)

上条が八神のセリフを模倣する。

思惑通り、美琴は上条に依存するようになった。
彼女にとって上条に嫌われることは死に等しい苦痛だ。

「美琴。今のは冗談だ。不安にさせてごめんな?
 仲直りしよう」

作り物の笑顔で美琴を抱きしめる。


198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 16:52:12.46 ID:n1bFYG8e0

ゲス条の予感


199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 16:52:29.29 ID:xh9hPofq0

その温もりを感じた瞬間、


「あ……」


美琴の顔が弛緩し、もう何も考えられなくなってしまう。

「俺がおまえのこと嫌いになるわけないだろ?
 大好きだよ。美琴」

「うん。うれしいよぉ。当麻ぁ」


映画などそっちのけで、二人は熱いキスを交す。


204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 16:57:21.49 ID:xh9hPofq0

まもなくしてトイレに移動した。

「美琴。お前の胸、小さくて可愛いな」

ここは男子トイレの個室。

上条は美琴の背後から胸を揉んでいた。

「ん……」

上半身裸の美琴は顔を赤らめながら、上条の機嫌を損ねないようにしていた。

「大きさ的にはAカップってところかな?
 さすがのレールガン様でも胸までは恵まれてないようだな」

ビンビンの乳首をつねる。

「い、痛い…そんなに強く触ったら痛いよ…」

美琴が涙目で訴える。


206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 17:01:20.08 ID:xh9hPofq0

「ああ。ごめんな。お前を見てるとつい、いじめたくなるんだよ」

「あっ…」

上条の手がスカートの中に侵入した。

「ここをこんなに濡らすなんて、美琴は変態さんだな?
 パンツまでびっしょりだぞ?」

「あっ んん」

上条の指が美琴の膣に差し込まれ、中をかき回す。

「あ だ、だめぇ そんなに…」

「何が駄目なんだ? 言ってみろよ」

「あふ……んんん…」

美琴は目をきつく閉じて耐えていた。


207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 17:05:21.91 ID:xh9hPofq0

正直、美琴はこういう事は望んでいなかった。

常磐台中学で英才教育を受けている彼女は、そこいらの
学生よりは貞操観念が強かった。

幼き頃から良妻賢母となるべく育てられてきたので、
公共の場所で犯されているこの状況は最悪だった。
まして美琴はまだ中学2年生だ。常識的に考えても
性の関係をもつには早すぎる。


だが、


「あああ!! んあああ! あっ ああっ はぁっ」

美琴は荒い息を吐いていた。

立ったままの姿勢で上条から犯されている。
いわゆる立ちバックの態勢だった。


209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 17:10:41.59 ID:+zOYBgL50

上条さん、やっぱパネェっす


210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 17:10:45.13 ID:xh9hPofq0

「どうだ? お嬢様?」

「あぁああ…だ、だめよ……こんなことしちゃ……」

「いいじゃねえか。俺とおまえの仲じゃないか」

「ああっ んあああ いやあ いやああああ!!」


悲しみの涙を流す美琴だが、上条の運動が休まることは無い。

突付くたびに弾けるような水温が響く。


美琴は恥辱に耐えながら、早くこの苦痛が終わることを願っていた。


212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 17:16:37.18 ID:xh9hPofq0

事後。


「美琴。痛かったか? 酷いことしてごめんな」

「ぐすん……」

上条は、泣きべそをかきながらふてくされている美琴を慰めていた。

「そんなに泣かないでくれ。悪かったよ。でもな、俺がこんなことするのは
 美琴にだけなんだぞ? 美琴のことが一番好きだからな」

「ほ、ほんとう?」

またしても美琴の上目遣い。上条は暴走しそうになるのを我慢し、

(ぐぉおお!) 深呼吸して、「もちろん。愛してるよ。美琴」

愛をささやき、美琴を抱きしめる。

もはや完全にワンパターンだが、ヤンデレには効果抜群だ。


214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 17:20:40.91 ID:xh9hPofq0

「私も愛してるよぉ。とうまぁ」

インデックスのようなだらしない顔をして上条に
身を任せる美琴。

(ふふふふふ。くくくくく。攻略完了だな。
 もう美琴は俺の奴隷だ)

上条は今すぐ笑い出したくなるのを我慢していた。

(いよいよ初春さん達と仲良くなれるぞ。
 さっそく計画を立てよう)

______________________________________________


すまんが休憩をかねて書き溜めさせてほしいんだよ。
たぶん次は初春さんか黒子あたりが登場する。
鬼畜成分は抑え目にして純情恋愛にしようかな。


218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 17:24:05.75 ID:+zOYBgL50

いよいよ初春さんwwww
節操無さ過ぎwww


223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 17:43:40.48 ID:i5yYMeik0

ただの上条さんかと思ったらゲス条さんだったでござる


225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 18:13:47.96 ID:0xG6ZZtk0

神条

上条

中条

下条

闇条

カス条 

ゲス条 ← 現在地点


226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 18:18:38.67 ID:M0KqYXfo0

>>225
前に見たやつより項目増えてるww



美琴「あんたのこと嫌い」 上条「なん……だと…?」 その2へ


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[ 2010/09/23 17:55 ] 禁書・レールガンSS | TB(0) | CM(1) |このエントリーをはてなブックマークに追加 |このエントリーを含むはてなブックマーク |はてなブックマーク - 美琴「あんたのこと嫌い」 上条「なん……だと…?」 その1
闇条とかあるのかよw
[ 2010/11/09 02:30 ] [ 編集 ]
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